- 護符をなくした場合、どう行動すればいいか?
- 護符をなくすことによりバチや祟りがあるか?
- なくした護符は買いなおしたほうがいいか?
護符やお守りを紛失、なくした場合の対処法についてお話します。
護符をなくした!最初にすべきこと
「護符をなくした!」
「お守りを落とした!」
気づいたときには、とても焦りますよね。
護符をなくしたと思われる場所を探しても見つからなかった場合は、いったん深呼吸をし、まず最初に護符をなくした意味を、しっかり考えましょう。
護符をなくす意味は、護符の種類やいまの環境よって異なります。
護符をなくす意味①自身を振り返るよう暗示
護符は人々が持つ不安や恐れ、または困難な状況から身を守るために用いられる神聖なもの。
不注意でなくしてしまったときは、今一度、いまの状況を見つめなおす必要があります。
護符をなくす意味②護符が役目を終えた
もし護符をなくしてしまっても清々しい気分でいられたり、不安や心配が起きない場合は、護符が役目を終えた状況である可能性が高いです。
役目を終えた護符は、本来であれば授かった神社やお寺に返納したりお焚きあげをしますが、護符が自ら、そっと消える場合もあります。
護符をなくす意味③護符が身代わりになった
護符は、不運やトラブル、悪霊や災厄から身を守るために、自身を犠牲にして持ち主を守ることがあります。
自身の身代わりとなって、事故や災害から身を守った結果、護符が身代わりになり姿を消す場合もあります。
護符をなくすと祟りやバチが当たる?
大切な護符を無くしてしまうのは「バチが当たる」「たたられる」など、不安に感じる人も多いはず。
ですが、必ずしも護符をなくすことに意味があるとは限りません。
よって、護符をなくしてしまっても、バチは当たりませんし、祟りもありません。
護符をなくすと「バチが当たる」というのは、迷信や俗説です。
護符のパワーは、持ち主を守るためにあります。持ち主に呪いを与えるような働きはありませんのでご安心ください。
護符をなくした!買いなおしたほうがいい?
なくした護符を買いなおしたほうがいいかどうかについて。
護符は、不安や恐れを和らげるために使用します。よって護符をなくしてしまうと、護符の加護を得られなくなり、不安や恐れが増す場合があります。
このような場合は、護符を買いなおす(新しくいただく)のも良いでしょう。護符を手元に置くことで、再び安心感を得られるため、気持ちの安定化につながります。
護符はむりに買いなおさなくともよい
願望が成就し、護符が役目を終えていた場合は、護符を買いなおす必要はありません。
護符への感謝と護符を出してくれた術者へ報告し、新たな一歩に進みましょう。
なくした護符が見つかった場合の対処法
なくしたと思っていたはずの護符が見つかった場合は、護符を「返納」しましょう。
護符の返納方法は神社仏閣、占い師によって異なります。
必ず返却しなくてはならないという決まりはありませんが、神聖なものであることを尊重し、適切な方法で手放しましょう。
護符のお焚きあげ
護符は、神聖な術具のため、破棄する場合は注意が必要です。返納する以外には、護符を焼却(お焚きあげ)する方法があります。
護符のお焚きあげは、護符を神仏に返す儀式。
護符を手に持ち、神仏「この護符は、私が大切にしていたものです。今、神仏にお返しします」と、報告する言葉を述べます。
その後、火に投げ入れ、報告が終わったら、護符を火に投げ入れ感謝の気持ちを込めます。
護符を火に投げ入れた後は、お辞儀・一礼をしてお焚きあげは終了。
火の元には十分注意し、焚きあげを行ってください。
護符のお返し方法や手順が不安な場合は、護符の発行主や宗教団体、神社仏閣に相談するなどすれば、正しい方法で護符を手放せます。
護符やお守りをお返しする方法については、以下の記事で詳しく解説しています。参考にどうぞ。
>護符の捨て方、処分方法|お返し、返納について